01.28.12:40
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07.23.21:59
ダンス教室その3 マッシュポテトアレンジバージョン
またまた、「ボックスステップ」という検索が、Googleさんからあった。どなたか存じませんが、お役に立てたなら幸いだ。
で、今日は表題の通り、マッシュポテトと言うダンスの、アレンジバージョンを紹介する。アレンジバージョンを紹介する理由としては、僕達が踊るときの登場頻度が、オリジナルより多いと言うだけの理由だ。
では、はじまりはじまり。
①足をそろえた状態から、右足を横に踏み出す。この時着くのはつま先だけだ。図に有るとおり、体が変になりそうな踏み出しだが、踏み出す前に、両足ごと左に向かうように体をひねりつつ、感覚で言えば後ろに一歩下がるように踏み出せばOKである。
②①で踏み出した足の前に左足を置く。この足は、べったりつけてもらって結構だ。
③右足をさらに後ろに踏み出す。この時、図では正面を向いているように見えてしまうが、この後今度は左にバックしてゆくので、あくまでも右に体を向ける、準備段階だと考えてもらいたい。
④左足を右足の後ろにそえるようにつま先だけをつく。図では正面を向いているが、何度も言うように、
今度は左へバックするので、この時には体はもう右にひねっておくと良い。
⑤
⑥
⑦
⑧
⑤⑥⑦⑧で、①②③④の逆バージョンで、元の位置に戻る。これで1動作完了だ。ただ後ろに下がるだけではなく、①と⑤の踏み出しの時に、少し膝を曲げて体を沈みこませるようにすると、動きがあって、単純なダンスながら、よりよく見えるように思う。(いつもながら、あくまで私見)
マッシュポテト アレンジバージョンを使用するダンス(思いつく限り)
・恋の売り込み(Aメロ)
・涙のバースデイパーティー(Aメロ)
・ヴァケイション(Aメロ)
・月影のナポリ(Aメロ)
等…
また、思い出したら紹介したいと思う。
また、このコーナーでは、この曲はどんなステップを踏むのか、説明が良くわからないなど、皆からのメッセージを募集している。知っている知識は吐き出して行きたいと思うので、どしどしコメント欄にでも書き込んでくれ。
では、また。
で、今日は表題の通り、マッシュポテトと言うダンスの、アレンジバージョンを紹介する。アレンジバージョンを紹介する理由としては、僕達が踊るときの登場頻度が、オリジナルより多いと言うだけの理由だ。
では、はじまりはじまり。
今度は左へバックするので、この時には体はもう右にひねっておくと良い。
⑧
⑤⑥⑦⑧で、①②③④の逆バージョンで、元の位置に戻る。これで1動作完了だ。ただ後ろに下がるだけではなく、①と⑤の踏み出しの時に、少し膝を曲げて体を沈みこませるようにすると、動きがあって、単純なダンスながら、よりよく見えるように思う。(いつもながら、あくまで私見)
マッシュポテト アレンジバージョンを使用するダンス(思いつく限り)
・恋の売り込み(Aメロ)
・涙のバースデイパーティー(Aメロ)
・ヴァケイション(Aメロ)
・月影のナポリ(Aメロ)
等…
また、思い出したら紹介したいと思う。
また、このコーナーでは、この曲はどんなステップを踏むのか、説明が良くわからないなど、皆からのメッセージを募集している。知っている知識は吐き出して行きたいと思うので、どしどしコメント欄にでも書き込んでくれ。
では、また。
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07.22.22:54
小説 ~Lover Shakers~その15
僕達に残された道は、ほかのライブハウスを探すと言う道だけだった。だが、それは容易な道のりではなかった。ダイアナはこの神戸随一のライブハウスだった。確かに他にもライブハウスはある。ダイアナに次ぐ店舗といえば、同じ三宮にあるブルースエウェードシューズ。そして余り知られてはいないが、長田にあるパーキンス。さらに足を伸ばせば、大阪の梅田にも、ダイアナの店舗があるにはある。だが、大阪はいかんせん遠すぎる。
そこで、まず僕らが目指したのは、ブルースウェードシューズだった。
この店は、六甲山系の麓にある某有名ホテルの中にある店舗だ。それだけに、ノーネクタイでは入店不可能と言う、店の決まりがある。僕達は慣れないスーツに身を包み、息苦しさを押し殺しながら、その店に入った。
確かに、中身はダイアナと代わり映えはしない。バンドの演奏も申し分ない。だが、やはりスーツというスタイルが、ネクタイに締め上げられた首筋のように、僕達の心を圧迫した。Mickyは仕事柄、常にスーツを着ているので慣れてはいるようだったが、僕は工場勤め、Richardは市の環境局、いわゆるゴミ処理場で働いていることもあって、スーツなど日常では全く着ない。二度三度と足を運んでは見たものの、結局慣れることが出来ずに、僕達はたちまち音を上げた。
次に足を運んだのは、もちろんパーキンスだ。だが、この店は知名度が低いことを裏付けるかのように、金曜の夜でも客足はまばらで、どうやって運営しているのかが不思議なほどの店だった。店内のインテリアも場末のキャバレーを彷彿させる様なもので、そんな店では当然ハウスバンドも、やる気が見られない。僕達は、たった1ステージで、逃げるように退散した。やはり、流行っていない店には、それ相応の理由があるのだと、妙に納得してしまった。
夏の終わりを思わせる、少し涼しさが増した夜の街を、心に北風を吹かせながら、僕達は歩いた。やはり、ダイアナが一番だった。そう改めて実感したとき、今更ながら、悔しさがこみ上げてきた。Richardは、もう他の店を探すのはうんざりだと顔に表しながら歩いている。Mickyも絶望の色は隠せない。約一月かけた、新天地探しがこの結果では無理も無かった。
「もう、梅田しかないか…」
Mickyが、もはや止む無しといった口調で、そう呟いた。梅田とは、もちろん大阪ダイアナの事である。だが、もともとめんどくさがり屋のRichardは、その距離に難色を示し、余り乗り気ではなさそうだった。同じ系列店とは言え、店の雰囲気が違う可能性だってある。わざわざ行って、また失敗と言う状況を考えただけで、気が沈むのだろう。
「ちょっと、考えさせてくれ」
けっきょくRichardから出た答えは、ほとんどNoといえるものだった。
次の週の土曜日、僕は一人電車に揺られていた。向かうは大阪。もちろん大阪ダイアナである。移動手段に車を選ばなかったのは、駐車料金等の相場が、全くつかめていないと言うのが、一番の理由だった。それに、今日は一人である。Richardは言うまでも無く不参加で、Mickyもどうしても外せない予定のせいで、参加できなかったのである。
大阪ダイアナに行くのは、無論初めてである。希望と不安が渦まく中、ぼくは場所こそ違えど、同じダイアナに行くと言う事に、少なからず興奮を覚えていた。だが、ここ一ヶ月に他の店舗に行ったときと同様、どこか敵地で試合をするプロ野球チームのメンバーのような心境だった。もちろん僕の想像の中の話では有るが。
店には事前に問い合わせをして場所を聞いていたために、殆ど迷うことなく辿り着くことができた。だが、やはり大阪である。人の多さは神戸の比ではない。やはり敵地と言うこともあって、僕の時代錯誤なスタイルに注がれる視線も、神戸よりも痛いような気がする。一人と言うこともあって、恥ずかしさは、さらに倍増している。僕は殆ど逃げ込むように、店のドアを開けた。
前ページ次ページ
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*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。
ネット小説ランキング>現代シリアス部門>「小説Lover Shakers」に投票 (月1回)
そこで、まず僕らが目指したのは、ブルースウェードシューズだった。
この店は、六甲山系の麓にある某有名ホテルの中にある店舗だ。それだけに、ノーネクタイでは入店不可能と言う、店の決まりがある。僕達は慣れないスーツに身を包み、息苦しさを押し殺しながら、その店に入った。
確かに、中身はダイアナと代わり映えはしない。バンドの演奏も申し分ない。だが、やはりスーツというスタイルが、ネクタイに締め上げられた首筋のように、僕達の心を圧迫した。Mickyは仕事柄、常にスーツを着ているので慣れてはいるようだったが、僕は工場勤め、Richardは市の環境局、いわゆるゴミ処理場で働いていることもあって、スーツなど日常では全く着ない。二度三度と足を運んでは見たものの、結局慣れることが出来ずに、僕達はたちまち音を上げた。
次に足を運んだのは、もちろんパーキンスだ。だが、この店は知名度が低いことを裏付けるかのように、金曜の夜でも客足はまばらで、どうやって運営しているのかが不思議なほどの店だった。店内のインテリアも場末のキャバレーを彷彿させる様なもので、そんな店では当然ハウスバンドも、やる気が見られない。僕達は、たった1ステージで、逃げるように退散した。やはり、流行っていない店には、それ相応の理由があるのだと、妙に納得してしまった。
夏の終わりを思わせる、少し涼しさが増した夜の街を、心に北風を吹かせながら、僕達は歩いた。やはり、ダイアナが一番だった。そう改めて実感したとき、今更ながら、悔しさがこみ上げてきた。Richardは、もう他の店を探すのはうんざりだと顔に表しながら歩いている。Mickyも絶望の色は隠せない。約一月かけた、新天地探しがこの結果では無理も無かった。
「もう、梅田しかないか…」
Mickyが、もはや止む無しといった口調で、そう呟いた。梅田とは、もちろん大阪ダイアナの事である。だが、もともとめんどくさがり屋のRichardは、その距離に難色を示し、余り乗り気ではなさそうだった。同じ系列店とは言え、店の雰囲気が違う可能性だってある。わざわざ行って、また失敗と言う状況を考えただけで、気が沈むのだろう。
「ちょっと、考えさせてくれ」
けっきょくRichardから出た答えは、ほとんどNoといえるものだった。
次の週の土曜日、僕は一人電車に揺られていた。向かうは大阪。もちろん大阪ダイアナである。移動手段に車を選ばなかったのは、駐車料金等の相場が、全くつかめていないと言うのが、一番の理由だった。それに、今日は一人である。Richardは言うまでも無く不参加で、Mickyもどうしても外せない予定のせいで、参加できなかったのである。
大阪ダイアナに行くのは、無論初めてである。希望と不安が渦まく中、ぼくは場所こそ違えど、同じダイアナに行くと言う事に、少なからず興奮を覚えていた。だが、ここ一ヶ月に他の店舗に行ったときと同様、どこか敵地で試合をするプロ野球チームのメンバーのような心境だった。もちろん僕の想像の中の話では有るが。
店には事前に問い合わせをして場所を聞いていたために、殆ど迷うことなく辿り着くことができた。だが、やはり大阪である。人の多さは神戸の比ではない。やはり敵地と言うこともあって、僕の時代錯誤なスタイルに注がれる視線も、神戸よりも痛いような気がする。一人と言うこともあって、恥ずかしさは、さらに倍増している。僕は殆ど逃げ込むように、店のドアを開けた。
*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。
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07.22.00:14
小説 ~Lover Shakers~その14
室井店長の言葉は、すでに僕達がこの店において、特別視されている、つまりは認められたということに他ならない。僕達は、満面の笑みをみせたいところをぐっとこらえて、なるべくクールに、悪く言えばキザっぽく「そうですが」と答えた。
室井店長はあごに手をやりながら、ふむと頷くと、しばらく僕達の顔を見回した。そして、次の瞬間、彼の口からとんでもない言葉が飛び出してきた。
「当店では貴方方の入店を拒否することと決まりましたので、どうぞお引取りください」
淡々とした口調でそれだけ告げると、ドアのほうに手をかざし、僅かに頭を下げて見せた。
この時の僕達の表情は、クールなロックンローラーなどではなく、痴呆の老人のようだったに違いない。それほど僕達は衝撃を受け、思い描いた希望と現実の余りの落差に、打ちのめされていた。
「どうしてなのか、説明は無いんですか」
真っ先に正気に帰ったRichardが、鋭い口調で問いかけた。彼がまだ冷静である事は、その言葉遣いからもわかる。僕とMickyも、彼を後押しするように、店長に詰め寄った。
店長は、先週の晩、店の外ではあるが、ある人が僕達に暴行を受けたこと、またその外の客からも、店内で、フロアの場所取りの件で、脅されたと言う話を数件聞き、その為に入店禁止が決まった事を教えてくれた。
僕達は、そんな事は出鱈目だと反論したが、一人の客からの苦情だけならまだしも、複数から苦情が来ているため、決定を覆すことは出来ないとはねつけられ、逆に警察沙汰にされなかっただけでも有り難いと思ってくださいと、諭される始末だった。
濡れ衣を着せられたまま、納得など出来ようはずも無く、僕とRichardは、その苦情を申し立ててきたと言う客と、直接話がしたいと、なおも食い下がったが、それは到底受け入れられるはずも無く、もちろん相手の名前も教えてはもらえなかった。
「もう行こう」
Mickyが落胆の表情はそのままに、僕達の肩を叩いた。
僕達はどうにも諦めきれず、店の前から離れられずにいた。Richardはあからさまに怒りをむき出しにして、建物の外壁に拳を何度も叩きつけている。僕は何とか気持ちを落ち着けようと、地面に座り込んで、訳も無くジッポーの蓋を開けたり閉めたりしていた。
「やめないか。営業妨害と言われてもしょうがないぞ。さらに苦情を増やしてどうする」
RichardにむけてMickyが、少し鋭い口調で言った。
Richardはもう一度拳を壁に打ち付けた後、
「マジックトーンズの奴らに違いない」
と、凄みのある声で言った。
その考えは、彼が口にするまでも無く、既に僕の中にあった答えだった。先週の僕達への報復が、まさかこんな形で訪れようとは、誰が想像できただろう。恐らくMickyもそう考えていたに違いない。いや、それ以外に考えようが無かった。複数と言うのも、恐らくはマジックトーンズと交流のある人間の証言に違いない。マジックトーンズは僕らよりこの店の古株だ。それぐらい頼める他の常連客がいたとしても、何の不思議も無い。
だが、相手が判ったからと言って、僕達にはどうすることも出来ない。苦情を取り下げるよう頼んだところで、彼らが応ずるとは思えない。いや、その前に、知らないの一点張りを通すだろう。まさに八方塞だった。
僕達の一夜の夢。
そう呼ぶには、余りにあっけなく、屈辱的な終わり方だった。
「判ったところで、どうなるものでもない。もう行こう」
Mickyが諭すような口調で、Richardの肩を叩いた。
前ページ次ページ
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*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。
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室井店長はあごに手をやりながら、ふむと頷くと、しばらく僕達の顔を見回した。そして、次の瞬間、彼の口からとんでもない言葉が飛び出してきた。
「当店では貴方方の入店を拒否することと決まりましたので、どうぞお引取りください」
淡々とした口調でそれだけ告げると、ドアのほうに手をかざし、僅かに頭を下げて見せた。
この時の僕達の表情は、クールなロックンローラーなどではなく、痴呆の老人のようだったに違いない。それほど僕達は衝撃を受け、思い描いた希望と現実の余りの落差に、打ちのめされていた。
「どうしてなのか、説明は無いんですか」
真っ先に正気に帰ったRichardが、鋭い口調で問いかけた。彼がまだ冷静である事は、その言葉遣いからもわかる。僕とMickyも、彼を後押しするように、店長に詰め寄った。
店長は、先週の晩、店の外ではあるが、ある人が僕達に暴行を受けたこと、またその外の客からも、店内で、フロアの場所取りの件で、脅されたと言う話を数件聞き、その為に入店禁止が決まった事を教えてくれた。
僕達は、そんな事は出鱈目だと反論したが、一人の客からの苦情だけならまだしも、複数から苦情が来ているため、決定を覆すことは出来ないとはねつけられ、逆に警察沙汰にされなかっただけでも有り難いと思ってくださいと、諭される始末だった。
濡れ衣を着せられたまま、納得など出来ようはずも無く、僕とRichardは、その苦情を申し立ててきたと言う客と、直接話がしたいと、なおも食い下がったが、それは到底受け入れられるはずも無く、もちろん相手の名前も教えてはもらえなかった。
「もう行こう」
Mickyが落胆の表情はそのままに、僕達の肩を叩いた。
僕達はどうにも諦めきれず、店の前から離れられずにいた。Richardはあからさまに怒りをむき出しにして、建物の外壁に拳を何度も叩きつけている。僕は何とか気持ちを落ち着けようと、地面に座り込んで、訳も無くジッポーの蓋を開けたり閉めたりしていた。
「やめないか。営業妨害と言われてもしょうがないぞ。さらに苦情を増やしてどうする」
RichardにむけてMickyが、少し鋭い口調で言った。
Richardはもう一度拳を壁に打ち付けた後、
「マジックトーンズの奴らに違いない」
と、凄みのある声で言った。
その考えは、彼が口にするまでも無く、既に僕の中にあった答えだった。先週の僕達への報復が、まさかこんな形で訪れようとは、誰が想像できただろう。恐らくMickyもそう考えていたに違いない。いや、それ以外に考えようが無かった。複数と言うのも、恐らくはマジックトーンズと交流のある人間の証言に違いない。マジックトーンズは僕らよりこの店の古株だ。それぐらい頼める他の常連客がいたとしても、何の不思議も無い。
だが、相手が判ったからと言って、僕達にはどうすることも出来ない。苦情を取り下げるよう頼んだところで、彼らが応ずるとは思えない。いや、その前に、知らないの一点張りを通すだろう。まさに八方塞だった。
僕達の一夜の夢。
そう呼ぶには、余りにあっけなく、屈辱的な終わり方だった。
「判ったところで、どうなるものでもない。もう行こう」
Mickyが諭すような口調で、Richardの肩を叩いた。
*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。
ネット小説ランキング>現代シリアス部門>「小説Lover Shakers」に投票 (月1回)
07.21.23:49
今日と言う日:プロコル・ハルムの「青い影」が全英チャート1位を6週間続ける(1967)
表題にも有るとおり、プロコル・ハルムが「青い影」が大ヒットし、ビートルズさえ打ち立てられなかった大記録を樹立させた日だそうだ。
正直、このバンドについて詳しいことは知らないが、この「青い影」は大好きな曲の一つだ。オルガンが奏でる、なんとも言えない切ない響きが胸に染みる一曲だ。
興味がある人は、ヤマハのやってる同記事を見てみると良い。
ヤマハ音楽日めくり
http://www.yamaha.co.jp/himekuri/view.php?ymd=20010721
ちなみに、原曲は無理だが、どうサイトでキーボード演奏の同曲をMIDI音源で聞くことが出来る。気に入った人は、CDショップでオールディーズのオムニバスでも探してみてくれ。
ではまた
07.21.00:06
小説 ~Lover Shakers~その13
あれから一週間と一日。ぼくはあの日と同様、ダイアナに向けて車を走らせていた。今週は仕事が忙しく、金曜も残業があったために、土曜日に変更したのだ。
土曜とは言え、夕方の阪神高速は、行楽帰りや、夜の街に繰り出す車でごった返している。早めに出たので遅れる事は無いだろうが、渋滞自体があまり気持ちのいいものではない。エアコンなどと言う近代装備の無いワーゲンタイプ2ではなおさらだ。
僕はイライラを紛らわせる為に、愛煙しているポールモールに火をつけた。煙さえもこの暑さのせいで気だるそうに、ゆっくりと窓の外へ出てゆく。カーステレオからは、リトル・リチャードの”キープ・ア・ノッキン”が、さらに僕の心を急き立てるように、絶叫を続けている。
渋滞は柳原を越えた辺りで、徐々に解消されてゆき、三角窓からさわやかな風が舞い込んでくる。僕達の夜はもうすぐだ。
いつもどおり駐車場に集合した僕達は、いつも以上の高揚感をそれぞれの胸に秘めていた。もちろん先週の夜の記憶が、僕達に高揚感をもたらしているのは、言うまでも無い。
素晴らしい夜は、もう約束されているも同然だった。先週の夜の再来、いやそれ以上の夜が待っていると、信じて疑わない僕達がいた。
その証拠に、Richardのリーゼントは、明らかにいつもより決まっている。しかも靴は新調しており、恐らくは革底だ。つま先とかかと部分が深い赤で、その外は白という、なんとも派手な靴だった。もちろん先は尖っている。Mickyも服装こそ普段と変わらないが、三人の中では一番大人びている彼が、少々はしゃぎ気味だ。
かくいう僕も、今日は以前気に入って買ったが、少々派手すぎて、どうしても着る事のできなかった、黒地に袖と襟の部分が黄色、バックには”Rock’n Roll”の文字が派手に刺繍されているシャツを着ている。髪のセットにもいつもの五割り増しの時間をかけていた。明らかに、先週までの僕達ではない。何か言いようの無い自信と、誇りを手にした僕達がそこにいた。
これまで、少なからず羞恥心を抱いていた、店までの道のりも、顔を上げ、胸を張って歩くことが出来た。見る人によっては、どこかのチンピラのように見えたかもしれない。だが、今日の僕達には、そんな視線さえ気にならなかった。
先週同様、夕闇が垂れ込めてきた頃に、僕達は店の前に着いた。胸を膨らませ、ともすれば口から飛び出してきそうな期待を押し留めつつ、僕らは襟を正して、店のドアを開けた。
地下へと続く階段を降り、もう一度ドアを開けると、ビートルズの”ツイスト・アンド・シャウト”が僕達を出迎えてくれた。軽快なリズムとジョン・レノンの少ししゃがれた歌声が、僕達の鼓動を、否応無しに早める。
いらっしゃいませの声の変わりに、僕達の耳に飛び込んできたのは、この店の店長、室井さんの「Lover Shakersのみなさんですね」だった。僕達のチーム名が、早くも店に浸透している。僕達はまさに有頂天の絶頂だった。
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*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。
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土曜とは言え、夕方の阪神高速は、行楽帰りや、夜の街に繰り出す車でごった返している。早めに出たので遅れる事は無いだろうが、渋滞自体があまり気持ちのいいものではない。エアコンなどと言う近代装備の無いワーゲンタイプ2ではなおさらだ。
僕はイライラを紛らわせる為に、愛煙しているポールモールに火をつけた。煙さえもこの暑さのせいで気だるそうに、ゆっくりと窓の外へ出てゆく。カーステレオからは、リトル・リチャードの”キープ・ア・ノッキン”が、さらに僕の心を急き立てるように、絶叫を続けている。
渋滞は柳原を越えた辺りで、徐々に解消されてゆき、三角窓からさわやかな風が舞い込んでくる。僕達の夜はもうすぐだ。
いつもどおり駐車場に集合した僕達は、いつも以上の高揚感をそれぞれの胸に秘めていた。もちろん先週の夜の記憶が、僕達に高揚感をもたらしているのは、言うまでも無い。
素晴らしい夜は、もう約束されているも同然だった。先週の夜の再来、いやそれ以上の夜が待っていると、信じて疑わない僕達がいた。
その証拠に、Richardのリーゼントは、明らかにいつもより決まっている。しかも靴は新調しており、恐らくは革底だ。つま先とかかと部分が深い赤で、その外は白という、なんとも派手な靴だった。もちろん先は尖っている。Mickyも服装こそ普段と変わらないが、三人の中では一番大人びている彼が、少々はしゃぎ気味だ。
かくいう僕も、今日は以前気に入って買ったが、少々派手すぎて、どうしても着る事のできなかった、黒地に袖と襟の部分が黄色、バックには”Rock’n Roll”の文字が派手に刺繍されているシャツを着ている。髪のセットにもいつもの五割り増しの時間をかけていた。明らかに、先週までの僕達ではない。何か言いようの無い自信と、誇りを手にした僕達がそこにいた。
これまで、少なからず羞恥心を抱いていた、店までの道のりも、顔を上げ、胸を張って歩くことが出来た。見る人によっては、どこかのチンピラのように見えたかもしれない。だが、今日の僕達には、そんな視線さえ気にならなかった。
先週同様、夕闇が垂れ込めてきた頃に、僕達は店の前に着いた。胸を膨らませ、ともすれば口から飛び出してきそうな期待を押し留めつつ、僕らは襟を正して、店のドアを開けた。
地下へと続く階段を降り、もう一度ドアを開けると、ビートルズの”ツイスト・アンド・シャウト”が僕達を出迎えてくれた。軽快なリズムとジョン・レノンの少ししゃがれた歌声が、僕達の鼓動を、否応無しに早める。
いらっしゃいませの声の変わりに、僕達の耳に飛び込んできたのは、この店の店長、室井さんの「Lover Shakersのみなさんですね」だった。僕達のチーム名が、早くも店に浸透している。僕達はまさに有頂天の絶頂だった。
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