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  • 01/28/06:54

08.01.23:09

小説 ~Lover Shakers~筆者から一言

 オールディーズ及びダンスを愛する皆様、おはよう、こんにちは、こんばんわ。

 22回目をもって、架空のLover Shakersの物語は、一つの終焉を迎えました。読んでくださった方、どうもありがとう。
 あくまで一つのエピソードの終わりであって、完全な完結ではありません。また、彼らの活躍を文章にしていきたいと思っています。その時はまた、どうぞよろしく。

 今回、この物語を書こうと思ったきっかけは、僕らが神戸ケントスをはじめとした、ライブハウスで感じた楽しさを、少しでも皆さんに分かっていただけたらと思い、書き始めました。ブログに直接書きながら、パソコンのワードにもコピーをとるという作業でした。ワードの文字カウントという機能を使って調べたところ、原稿用紙換算で88枚、約31000文字の作品となりました。
 正直なところ、ほとんど推敲(文章や、言葉のチェック)をせずに、書いたままを公開しているので、読みづらい部分や、誤字脱字等も有ったかも知れません。どうかご容赦ください。
 書いてゆくに当たって苦労したのは、やはり音楽です。オールディーズに慣れ親しんでいる方は、曲名を聞いただけで、頭の中でメロディーが流れるのでしょうが、知らない方にはチンプンカンプンだったことでしょう。あまり曲の説明を入れすぎても、話が停滞してしまうと思い、とりあえずあんな形になりました。

 どれほどの方に、この楽しさが伝わったかは分かりませんが、ライブハウスというものに、少しでも興味をもたれた方がいたならば、僕にとっては万々歳です。

 今回のエピソードも、今後推敲を重ねた後に、「完全版」として、何らかの形で公開したいと考えています。「じゃあ、このブログのは不完全なのかよ」という声が聞こえてきそうですが、仰る通りなので、返す言葉も御座いません。

 では、また。ごきげんよう。さようなら。

                                                               2007-8-2    Jerry

 

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08.01.00:30

小説 ~Lover Shakers~その22

 澱んだ雲が空を覆い、月も星もその姿を現さない夜。ともすれば、塞ぎがちになりそうな天候のこんな夜にもかかわらず、僕らの心は、春の晴天のように晴れやかだった。日中はまだ名残惜しそうに、夏の日差しが容赦なく照り付けてはいるが、太陽が地の底へと姿を消すと、嘘のようにさわやかで心地の良い秋風が、僕たちの頬をやさしく撫でる。
 目の前には、約一月半ぶりに目にする、”LIVE HOUSE DIANA”のネオンサイン。僕たちは感慨深げにそれを眺めていた。よもや、こんなに早く、再びお目にかかれるとは思っても見なかった。まるで、長い間ふるさとを留守にしていた人が、ようやく帰郷が叶ったような感動に、僕たちは包まれていた。
「行くか」
 そんな僕らに、Mickyが声をかけた。ドアを開け、階段を下れば、いつもと変わらない空間が僕たちを待っていてくれるはずだ。恋人に会うときに似たときめきを胸に抱きつつ、僕らは階段を下りてゆく。一段降りるにつれ、店から漏れるBGMが、微かに僕の耳をくすぐる。
 曲は”カモン・レッツ・ゴー”。リッチーバレンスが僕たちに「早く行こうぜ」と言ってくれているようで、なんとも良い気分だった。
 ドアを開けると、待ち構えたように室井さんの姿があった。電話の時に想像したのと同じ様に、米搗きバッタさながら、僕たちに何度も謝罪の言葉を繰り返し、いい加減うんざりした僕たちは、ほとんどVIP待遇のような状態で、ステージ正面のソファー付きの席に着いた。
 今日は店の奢りと言ってきたのを、そこまでしてもらっては、かえって気が引けると固辞し、では、これだけでもと、持ってきたブランデー”クルヴァジェ”だけ、ありがたく頂いた。
 フードのオーダーをMickyとRichardに任せ、僕はカウンター席に清水さんの姿を探した。MickyとRichardの電話の後、僕は清水さんにお礼の電話を入れ、もし迷惑でなければ会って御礼がしたいのでと、ダイアナに来てくれるよう頼んだのだ。清水さんは、時間は分からないが、必ず行くと快諾してくれた。
 見回してみてもその姿はなく、カウンター席まで足を運んでみたが、その姿は無かった。一応テーブル席も一通り見たが、やはり居ない。
 仕方なく、僕は席に戻ると、ブランデーの甘い香りが僕の鼻をくすぐった。僕たちは、この記念すべき日を祝って、高らかに乾杯をした。

 清水さんの姿を見つけたのは、3回目のステージが終わった頃だった。気付いた時にはカウンター席に座っていた。聞いてみると、ステージ中に店に来たらしい。どうしても外せない用事が長引いて、来るのが遅れたのだそうだ。僕たちは改めて礼を言い、同じテーブルに来てもらえるように頼んだが、せっかくの友達同士の楽しい時間を邪魔するような、野暮な真似はしたくないと、断られてしまった。それに明日も朝が早いので、次のステージが終わり次第、帰るのだと言う。僕は、忙しい中来てくれた事に、改めて感謝の意を述べた。
 そして、僕たちが神戸に復帰できた、奇跡の顛末について聞いてみた。
 清水さんは少し照れたように笑い、「奇跡なんて、種を明かせば大抵つまらない物さ」と答えた。
 そして最後に、これはお願いなんだがと、付け加えた上で、こんな事を言った。
「あいつらも、元はただのダンス好きの良い奴なんだ。ただちょっと天狗になっていたんだろうな。店にも単なる人違いと言うことで、あいつらも何の処分も受けずに、この店に出入りできるようになっている。どうか腹の虫を押さえて、何も無かったことにしてもらいたい」
 僕らは、清水さんがそういうならと、その申し出を快く引き受けた。

 この日4度目のステージが始まろうとしていた。僕たちは、今日始めて、前回同様Lover Shakers名義でリクエストを出していた。曲はもちろん”ツイスト・イン・ザ・ナイト・アウェイ”。
 ハウスバンドがステージに上がり、照明が落とされる。僕たちはわくわくしながら、始まりの時を待っていた。
 ドラムの連打から、サックスのご機嫌なメロディーが続く。僕たちのリクエスト曲だ。待っていましたとばかりにダンスフロアへと飛び出してゆく。
僕たちはフロアの中央を無事確保した。その隣には清水さんの姿も見える。僕たちは互いに笑顔を見合わせながら、軽快なテンポのステップを踏んでゆく。もうすでに2ステージ踊っているが、今改めて、帰ってきたのだという実感に包まれていた。このダンスでは、ステップを踏みながら四十五度づつ体の向きを変えるというステップがある。それを2回繰り返したときに、フロアに溢れるみんなの笑顔が見えた。僕たちのステップに喝采を上げる人。見よう見真似でステップを踏む人。思い思いに体を動かす人。そのどれもが、僕たちの帰還を祝福してくれているようで、最高の気分だった。
 曲が終わりに近付くと、突然女性ヴォーカルがマイクを取ると、僕たちに手をかざし、
「この曲のリクエストは、Lover Shakersの皆さんでした」
と、特別に紹介までしてくれた。恐らく室井さんの計らいだろう。僕たちはすこし照れつつも、大きく極めのポーズをとった。
 店全体に、拍手が溢れた。


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*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。

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07.31.22:45

ダンス教室その4 番外編

 オールディーズファンおよび、ダンスファンの皆さん。おはよう、こんにちは、こんばんわ。
 今回で4回目を向かえるダンス教室は、番外編として、ライブハウスにおいて、人のダンスを真似するコツを紹介したいと思う。別に難しい話ではないので、そう言うのが得意という方は、読まなくてもいいと思う。

 では、はじまりはじまり。

 別に自慢するわけではないが、ライブハウスに行くと、僕のダンスを見ながら、見よう見まねで踊ろうとする人がいる。かく言う僕も、誰にも教わらずに、上手い人を見つけては、その人の後ろについて、良く真似たものだ。
 だが、ダンスと言うより、体の動きを捉えるのは、全体を目で追っていても、さっぱり分からない。動きが単純で、ゆっくりとした動きのステップならまだしも、早い動きとなると、もうお手上げだ。
 では、どうすれば良いか。答えは至って簡単。体の一部分だけに注目して一つ一つの動きを、つなぎ合わせてゆくのだ。
 それから、もう一つ重要なのは、見ながら踊ろうとはしないこと。見よう見真似というのは、実は非常に難しい。まずはじっくりと観察する。同じパターンの動作を繰り返すダンスが多いから、焦らないこと。もし覚える前に違うステップに変わっても、殆どの場合もう一度同じステップが出てくるから、その時に試してみれば良いし、仮にその曲が終わった頃にやっと覚えたと言う場合でも、同じステップを踏むダンスがあるだろう。
 とにかく始めてみるステップは、自分が頭をそちらに集中できる体勢(何も考えずに左右のステップが踏める人はそれでいいし、それも出来ないと言う人は、リズムだけを感じながら、または全く微動だにせずに、目指す人の動きに集中すること。
 ここからはじめれば、何度か通う内に、踊れる曲も増えてゆくだろう。
 踊れないと言う人は、みんな「難しい」と言うが、ケントスのダンスはそれほど複雑ではない。覚えてしまえばなんだ簡単じゃないかと思えることだろう。もちろん、ただ左右にステップを踏むだけでも立派なダンスだ。それでいいという人は、それでもかまわないと思うし、十分楽しいと思う。
 
 でも、ここまで文章を読んだ人は、恐らくそうではない筈だ。いろんなステップを踏んで、好きなあの娘にあっと言わせたい。友達に自慢したい。店で注目されたい。いろんな思いがあるだろうが、ステップを覚えればそれだけダンスの楽しみが広がると思う。みんな、頑張ろう!
 

07.30.23:15

小説 ~Lover Shakers~その21

 失意のまま、休みが明けた。僕を今突き動かしているのは、まだ心の片隅に残っている、微かな希望の炎だけだった。
 僅かではあるが、僕はまだ清水さんのあの言葉を信じている。そこにしかすがる場所が無いからという理由だけでは有るが。それはまるで、断崖絶壁に生えている、枯れ木の枝にしがみついている様なものだった。いつ折れてもおかしくは無い。だが、僕が今その手に掴めるのはそれしか無いのだ。
 プライベートが上手くいっていなければ、仕事なんて面白いわけが無い。僕が働いているのは、週末の楽しみの為だけと言っても過言では無い。面白くも無い仕事を淡々とこなし、日時を無為に過ごしてゆくという日が、4日ほど続いた。
 未だに清水さんには連絡できずにいた。結果を知るのが怖かったというのが、一番の理由かもしれない。告白すれば振られるのが分かっていながら、それでもその娘に思いを伝えずにはいられないという状況に似ていた。
 いよいよ週末目前という金曜日になっても、僕の気持ちは晴れなかった。踊りに行けない週末なんて、冷えたカレーライスみたいなものだ。
 もちろんその気になれば、何処であろうと踊りに行けない事は無い。だが、今はとてもそんな気になれなかった。神戸の結果が出なければ、いつまで経っても僕の気持ちは晴れそうに無い。
 今日こそは電話してみよう。
 僕はそう決意して、今週最後の仕事へと向かった。
 その夜の事だった。残業をこなして7時半ごろに帰宅した僕は、清水さんに電話する勇気を奮い立たせる為に、500mlの缶ビールを2本あけていた。
 よし、電話するぞ。自分を奮い立たせる為に、わざと言葉にしながら電話に向かったその時、いきなり電話のベルが鳴った。
 まるでドラマのような展開に、腰を抜かしそうになりつつも、僕は一呼吸置いてから、受話器を上げた。
「近藤さんのお宅でしょうか」
 近藤とは僕の苗字だ。電話の声は聞き覚えのある声。だが、清水さんではない。誰だろうと、頭の中を整理しつつ、「はい」と答えた。
「お世話になっております。神戸ダイアナの室井と申します」
 僕の中で、記憶の糸が確実に、音を立てて繋がった。相手は室井店長である。聞き覚えがあるはずだった。だが、いつもと声のトーンが違う。それが、すぐに分からなかった理由だった。
 僕が用件を聞くと、室井店長は受話器の向こうで頭を下げているのが想像できるほど、恐縮した声で、今回の入店禁止の原因となった相手が、誤解だったかもしれないと、立て続けに申し出を取り下げて来た為に、今回の件は無かった事にして頂きたいと言い、「良く確認もせず失礼を致しまして、誠に申し訳御座いませんでした」を何回も繰り返していた。
 真っ暗闇の中で、突然降り注いだ陽光に目をやられたかのように、しばらく呆然としていた僕は、ようやく我に返り、「もう済んだことですから」と言って、米搗きバッタのような室井さんをねぎらったあと、受話器を置いた。

 僕の電話はその後も立て続けに2回、けたたましくベルを鳴らす事となった。相手はもちろん、MickyとRichard。二人にも室井さんから電話が行ったのだろう。二人とも狂ったように歓喜を前面に押し出し、同じように「お前のおかげだ」を何度も繰り返した後、同じように「明日行くぞ」と言って、こちらの都合も聞かずに、電話を切るのだった。
 もちろん僕の心も決まっている。僕の頭の中では、まるで洪水のようにお気に入りのオールディーズナンバーが流れ出し、遠足前の子供のようにいつまでも寝付けないまま、夜を過ごしたのだった。

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*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。

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07.30.21:35

記念すべき100番目

 昨日、僕がちょうど眠りに着いたころ。正確な時間で言えば、今日7月30日の午前0時40分頃、このブログに来ていただいた方が、ちょうど100番目だった。
 Lover Shakersのホームページから来てくれた方だ。もっと言えば、ちょうど一昨日にリンクさせてもらったPyaさんのホームページのBBSに、僕が書き込んだメッセージから来ていただいた方だ。

 ともあれ、カウンターを設置して約半月で100番目。遅いか早いかは、良く分からないが、ともかく嬉しい。
 これからも頑張っていくので、ご贔屓の程、ヨロシク!
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