忍者ブログ

活動内容等の日記・コラム・連載小説を公開しています。
04 2024/05 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31 06
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
[11/22 keiko]
[04/25 Calantha]

05.16.08:07

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 05/16/08:07

09.26.23:58

小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 31回目

 その日も、僕にとっては変わらぬ夜になるはずだった。ダイアナに至る扉を開け、カウンターに腰掛けながら、グラスとマルボロを片手に綺羅星のようなナンバー達に耳を傾け、ステージが始まれば、体ごとリズムに身を委ねる。僕にとってはありふれた日常のような時が穏やかに流れるはずだった。
 それは僕にとっての最初のステージが終わった後に起こった。
 その日は、平日にしては良く客の入っていた日で、ステージ前の丸テーブル以外はほとんどの座席に大小のグループが笑顔を見せている。大学生のサークルか、新入社員の親睦会(?)のような若い客の姿も見える。
 その所為かは知らないが、いつものどちらかと言えば聴かせる選曲のステージ構成ではなく、週末を思わせるような踊れるナンバーが数多く演奏された。今となってはさすがに曲名までは覚えていないが、最後にエディ・コクランの♪サマータイム・ブルース♪が流れた事だけは鮮明に覚えている。勿論僕はダンスフロアの中央に陣取って踊り、最高の気分でダンスフロアを後にした。

=============================

次回
前回

この小説はフィクションです。
ネット小説ランキング>現代シリアス部門>「小説Lover Shakers」に投票 (月1回)
PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら