03.10.20:31
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11.04.23:29
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 57回目
「逃げるのかよ。楽しみからも、中傷からも逃げて、アンタいったい何処に行こうって言うんだ」
もう止めないかと言うMickyの言葉を無視して、Richardが暴言を撒き散らす。Mickyが彼の肩と腕を掴んでいなければ、今にも僕に掴み掛かって来そうな剣幕だった。だが、すでに臨戦態勢の僕は、間髪を入れずに言葉を返しつつ、大股で彼らに歩みを進めた。
「うるさい。黙れっ!仲間の居るお前らに何が分かるっ!仲間に裏切られ、取残された者の気持ちがお前らに分かるかっ!」
言い終わるのと、僕とRichardとの距離が限りなくゼロになったのは、ほとんど同時だった。そして、それとほぼ時を同じくして僕は右手を大きく振りかぶり、Richardの顔面めがけて拳を振り下ろしていた。
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この小説はフィクションです。
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もう止めないかと言うMickyの言葉を無視して、Richardが暴言を撒き散らす。Mickyが彼の肩と腕を掴んでいなければ、今にも僕に掴み掛かって来そうな剣幕だった。だが、すでに臨戦態勢の僕は、間髪を入れずに言葉を返しつつ、大股で彼らに歩みを進めた。
「うるさい。黙れっ!仲間の居るお前らに何が分かるっ!仲間に裏切られ、取残された者の気持ちがお前らに分かるかっ!」
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