03.10.19:34
[PR]
05.13.22:51
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.1その8
ひさ兄がドアを開けると、どこかのCMで耳にしたようなメロディが静かに流れていた。ドアを入ったところから見えるのは、左手のレジカウンターと、右手奥のバーカウンターがちらりと覗いている。階段同様、ここもやはり薄暗い。ここから見る限りはとてもライブハウスには見えない。小さなちょっとお洒落なバーといった感じ。
そんな事を考えている間に、いつのまにか近づいてきていたウェイターに誘われて、僕達4人はバーカウンターの方へと歩みを進めた。
薄暗い店内でその存在を誇示するかのような、さめるような黄色地に表の看板と同じデザインの店のロゴがバックプリントされたシャツは、カウンターの手前で、おもむろに右に曲がった。
黄色いシャツの向こうに広がる空間が、突然大きく開け、僕は思わず立ち止まった。左手には壁面の半分ほどを占める大きさで、階段ほども無い段差のステージがライトアップされ、ドラムセットとキーボード、それに3本のマイクスタンドが輝き、自己主張をしている。そしてそれらを取り巻くように配置されたいくつかの円形テーブル達。さらに奇妙な空間をのこして、2重3重に取り巻かれた円形のテーブルよりも大き目の四角いテーブルとソファ。店内はざっとこんな造りになっている。
僕達が案内されたのは、中央やや奥よりの2重目のソファの席。
「みんな水割りで良いよな」
座るなりひさ兄は、ほぼ断定するような口調でそう言い放ち、僕達三人の返事も待たずに、ジャックダニエルというウィスキーをボトル1本注文していた。
未だにビールが美味しいとも思えない僕にとっては、お酒に対して何のこだわりがある訳でもない。別になんだって良かった。
==============================
次ページ
前ページ
まいど オモローな日々を過ごしてますか?
「shin」ですよ
本日は じっくりと 意味のない 又意味のわからないコメントを
カキコいたしましょう
まずは 小説の感想から・・・
いよいよ 入りましたね ダイアナ
店内の状況 よ~~~く わかりますよ
いったことのない人でも 想像できそうです
そして本日の一番!
>それらを取り巻くように配置されたいくつかの円形テーブル達
取り巻く・・・ここが「みそ」かな
そして 二番!
>右手奥のバーカウンターがちらりと覗いている
ここは やっぱり 「ちらり」 最高ですね
ちなみに 前回の一番!
>過去の思い出に浸る中高年の為の店―
うまいこと書くなぁ・・・ の一言につきます
そして 前回の共感!
>ライブハウスと書かれてあれば、たとえあても無く、お酒を飲む店を探していたとしても、絶対に入る事は無いだろう。
これには おもわず「うん うん うん」と うなずくばかり
ケントスでも 「入ってみよっか」とは 興味がなければ まず
思いませんもん・・ (笑)
僕の始めての ケントスの 入店直後の感想
「ここって踊んの?」「年齢層高か~」 かな
小説と 同じスピードで 僕も20年前を思い出し
コメントをしていこっかなぁ
G/W・・・ お子様と いいパパですね
うちは 少子化に拍車をかけるように 子供はいないので
親孝行 嫁孝行 そして自分孝行のG/Wでした
自分孝行は もちろん梅ケンでした
うちの姫は なんと G/W
「梅田ケントス 3日連続入りびたり」
という ハッピーなことをしてました
まあ そのうち 2日は 僕もいましたが・・・
さあ 今日はこれくらいにして
>Shinさんが来るのを、首を長~~~~~~くして、お待ちしておりました
ありがとね
小説書くほうが 大変なのに・・・
ではまた 「shin」 でした
まいどです。
オモローな日々?
う~ん。あんまりかな?
いや、ぼちぼちですな。
こんばんは。Jerryです。
メールで送られてくる新着コメントのお知らせの時刻が12:20頃になってました。
忙しい中、ようこそお出で下さいました。
そして、表題の通り、本格的なコメント復帰。お帰りなさいませ。
>店内の状況 よ~~~く わかりますよ いったことのない人でも 想像できそうです
嬉しい限りです。小説を書くに当たって、描写は重要課題なので、そう言っていただけると光栄です。
>そして本日の一番! 取り巻く・・・ここが「みそ」かな
僕も気に入っているフレーズです。
>そして 二番! ここは やっぱり「ちらり」最高ですね
僕がケントスに通いだしてから、一人で入店する前まで、常連だけに許された近寄りがたい場所と言うのが、バーカウンターのイメージ。控えめでは有るけれど、しっかりとした存在感をもっている。そんな感じです。
>ちなみに 前回の一番! 過去の思い出に浸る中高年の為の店― うまいこと書くなぁ・・・ の一言につきます
これは、オールディーズと言うものに全く興味の無い人にとっての、ダイアナ(=ケントス)と言う店のイメージを、想像して書きました。特にこの主人公は、過去を振り返ることを”オジサンの象徴”のように感じているような若者なので、少し意地悪い表現になってます。
>これには おもわず「うん うん うん」と うなずくばかり ケントスでも 「入ってみよっか」とは 興味がなければ まず 思いませんもん・・ (笑)
ですよね。僕もRichardに連れて来られる事が無ければ、極端な話、一生ケントスという存在を知らずに、今まで生きてきただろうと思います。
う~~ん。知ってて良かった。
>いいパパですね
まあ…。
スンマセン。上手く返しが浮かびません。
>僕の始めての ケントスの入店直後の感想 「ここって踊んの?」「年齢層高か~」 かな
確かに知らずに入ったら、ステージ始まったとたんに「おいおい。踊るのかよ?」って感じですよね。
年齢層も高いし。最近特に。
>小説と 同じスピードで 僕も20年前を思い出し コメントをしていこっかなぁ
はい。どんどん。じゃんじゃん。ばりばり。
おねがいします。
>自分孝行は もちろん梅ケンでした
おっ!
>まあ そのうち 2日は 僕もいましたが・・
おおっ?
いいですねぇ。
僕は諸事情により、しばらく行けそうに無いので、羨ましい限りです。
何とか、今年中にもう一度行きたいとは思っているのですが…。
どうなることやら。
>ありがとね
いえいえ。こちらこそ、いつも有難う御座います。
>小説書くほうが 大変なのに・・・
好きで書いてるので、気にしないでください。
表現する場所があって、こうして読んでくださっている人が居る。
丁寧なコメントまでいただける。
ありがたいのは、こちらの方です。
では、また更新できるようがんばりま~~す。
- トラックバックURLはこちら