03.10.16:27
[PR]
04.21.22:53
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.1
とはいえ、この世に生を受けて、おおかた20年。今のところ、それほどの出会いに、お目にかかったことは無い。良くも悪くも無い平凡な高校を卒業した後、仕事への情熱も、これと言ってのめり込む様な趣味も、見つけられない始末だ。
僕の大好きな佐野元春は、『つまらない大人にはなりたくない』と叫んでいる。僕はそうなりたくないとは思いつつも、着実に”つまらない大人”になりつつある自分を、諦めにも似た境地でぼんやりと眺めていた。
モノトーンがお似合いの冬枯れの午後。成人式を1週間後に控えた僕は、これと言ってやる事も無く、3年前に発売された元春のアルバム『The SUN』を聞きながら、毛布に包まっていた。
―我が道を行け
我が道を行け
やるせない 日々の孤独に
優しい雨が降りそそいでいるよ―
元春はそう言うけれど、僕の『我が道』は、いったい何処にあるのだろう。抜け出せない迷路。学生時分から変わらない友人との馬鹿騒ぎを繋ぎ合わせるだけの日々。
新しいメッセージが欲しい。
僕の先生とも言うべき元春からのメッセージは、'04年を最後に途絶えたままだ。今はこうして、過去の授業を反復するしか術が無い。
―Someday この胸に…―
携帯の着歌が、コンポから流れる音楽とごちゃ混ぜになる。
僕は苛立たしげにコンポのヴォリュームを下げ、次に携帯の画面に目をやる。
電話の主は通称”べーやん”こと、渡辺 秀。中学からの親友で、成人式に一緒に行こうという約束をしている。普通はあだ名が『シュウ』になっても良さそうなものだが、べーやんはその容姿からして『シュウ』では無い。あくまで『べーやん』なのだ。
==============================
次ページ
*この小説はフィクションです。登場する人物・団体名は架空のものです。
こんばんは 「shin」 です。
新しい小説 始まりましたね。
>Oldies、そしてDanceとの出会い。
出だしから 期待感 たっぷり!
年齢が近いせいか
佐野元春 Someday
懐かしいですね。
>出会いの瞬間は、いつもさりげない日常の中に隠れている。
人生を変えるような劇的な出会いも、またしかりだ。
この言葉 簡単に(?)冒頭にもって来ましたが
さすが!!
って感じです。
自分にも 過去に
ターニングポイント となる
友人 知人 同僚 先輩 上司
数々の出会いが ありました。
この小説を 読みながら
自分の人生も
ちょっとだけ 振り返り 思い出すのも
いいかも・・・。
では あらためて
これからも よろしく。
今日は 真面目な 「shin」 でした。
相変わらず速いですね。
筋肉痛は、治りましたでしょうか?
今日は訳有って、”こんにちは”。Jerryです。
>新しい小説 始まりましたね。
はい。
始めてしまいました。
ぼんやりとしたイメージのままの、見切り発車といった感じなので(大抵はそうなんですが…)
ペースを守れるかどうかが心配ですが、
どうぞ気長にお付き合いください。
>佐野元春 Someday
はい。
小説は綿密な取材をしない限りは、
自分の中にあるものが全てなので、
実際に佐野元春は、僕の好きなアーティストの一人なんです。
冒頭部分は、
少しOldiesとは離れた感じになるとは思いますが、
行き着く先にはOldiesが待っていますので
よろしくお願いします。
ちょっと言い訳くさいJerryでした。
あれっ・・・?
更新してない・・・(嘘、嘘、嘘)
>ペースを守れるかどうかが心配ですが、
どうぞ気長にお付き合いください。
ゆっくりいきましょう。
僕は 22日 23日と
仕事関係で
尼崎に いました
尼崎といえば・・・
隣は 梅田、UMEDA、う~め~だ~
と、いうことは・・・
治りかけた 筋肉痛が・・・
と、いうことです。
それでは
日記? 日課? お勤め?
「shin」でした。
- トラックバックURLはこちら