03.10.16:52
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09.23.22:22
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 28回目
「昔は三人で踊ってましたよね。それが今では二人ですよね」
全く答えになっていない僕の言葉に、Richardが眉間にしわを寄せた。何か言いたそうだったが、それより先にMickyが口を開いた。
「そう。もう一人。Jerryって奴がいました」
「そうやってもし自分が最後の一人になったら、それでもこの店に通いますか」
Mickyは少し考えている様子だったが、Richardの返事はにべも無いものだった。
「そんな事一々考えるかよ。その時が来たらその時考えるさ」
考え続けていたMickyの答えもRichardに賛同したものだった。
「俺も同じかな。一人でも行きたければ行くだろうし、そうでもなければやめるだろうし。その時にならないとわかりませんよ」
僕は視線をグラスに落としたあと、彼らに視線をもどすと、頼りない笑顔を作った。
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この小説はフィクションです。
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全く答えになっていない僕の言葉に、Richardが眉間にしわを寄せた。何か言いたそうだったが、それより先にMickyが口を開いた。
「そう。もう一人。Jerryって奴がいました」
「そうやってもし自分が最後の一人になったら、それでもこの店に通いますか」
Mickyは少し考えている様子だったが、Richardの返事はにべも無いものだった。
「そんな事一々考えるかよ。その時が来たらその時考えるさ」
考え続けていたMickyの答えもRichardに賛同したものだった。
「俺も同じかな。一人でも行きたければ行くだろうし、そうでもなければやめるだろうし。その時にならないとわかりませんよ」
僕は視線をグラスに落としたあと、彼らに視線をもどすと、頼りない笑顔を作った。
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