03.10.16:45
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05.22.21:00
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.1その11
だが、突然僕の視界からバンドが消えた。
消えたと言っても、本当に姿を消したわけでも、店が停電になった訳でもない。もちろん、僕が目を閉じた訳でもない。
僕とステージの間に、壁が出来たのだ。
ステージと僕達が座るテーブルの間にある不思議な空間に、決壊した堤防から流れ出すようにして、人が溢れ出したのだ。オジサンもオバサンも、若い僕よりも積極的に、リズムに体を委ねている。思い思いに踏むステップは、お世辞にもカッコいいとは言えないし、憧れとは程遠い。僕にとっては、バンドへの視線を遮る、無様な肉の壁と言ったところだ。
別に大好きなアーティストでもないし、大好きな音楽と言うわけでもない。それに肉の壁は騒音を立てているわけでは無いから、音に関して言えば、遮っている訳でもなければ、邪魔をしているわけでもない。
それでも何故か僕は、眼前に展開された肉の壁に対して、心の中で悪態をつかないわけにはいかなかった。
下手な踊りなど見たくない―
醜態を晒すな―
僕の楽しみの邪魔をするな―
等々。
4曲終了時のMCによれば、この時演奏された曲は、♪プリティーウーマン♪♪ハローメリールウ♪♪悲しき街角♪♪ダイナナ♪だそうだ。どれもミディアムテンポのリズムが心地よく、気持ちを高ぶらせてくれるナンバーばかりだったが、肉の壁のせいで、その半分も僕は楽しめなかったように思う。そして当然のことながら、どの曲も僕が始めて耳にするナンバーだった。
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「風薫る5月」
いかがお過ごしでしょーか
本日の1曲目
コニーフランシス「間抜けなキューピット」
コンポ君から流れています
前回もコメントの返信 ありがとうございました
>浜省の「恋に落ちたら」
懐かし~
又 いろいろと蘇ってきそうです
>僕達はツイストを踊ったり、ボックスステップのアレンジで半ターンを入れて踊ったりするんですが
Shinさん達はどうなのかな?
会社で 姫と この件について 話をしましたよ
若い頃は 当時のメンバー同士で 振り付け考えて
夜中の ショーウィンドーの前で練習し
ケントスで披露!
みたいな事もしばしば・・・
今は もっぱら ケントス踊り ですね
そこで姫「うちらも やりましょーか」だって(笑)
久しぶりに 考えよーかなぁ
さて「その11」読みました
今日の一番
「肉の壁」
やりましたね~ Jerryさん
一本とられましたよ この描写には・・・
座って演奏見ると 邪魔ですよね たしかに「肉の壁」が・・・
今は チークタイムの一曲以外は 座ってみることはないけれど
でも 昔 踊る勇気がなかった頃は 同じ事を思ってたなぁ
邪魔やな~
見えへんやん!って
今も ケントス そこそこ 込んでるけど
昔はもっと込んでたような 気がする
踊る自分のスペースが 50センチ四方くらいしかなくって(おおげさかな)
ツイスト踊ると 前後の人に ぶつかるし
靴は踏むし 踏まれるし
独身の頃は これがきっかけで・・・
「ごめんね~ さっきは足踏んで~」
といいながら 女性同士の席に おじゃま~(笑)
踊るにはやっぱり 最前列 ど真ん中 ですよね~
ちょっと休憩・・・
ウイスキーでも飲みながら・・・
コンポ君が 次のナンバーですって
「♪Tennessee waltz♪」 Patti page
いい曲ですね
さて 最初の4曲でしたね
3曲目・・・「ランナウェイ」
僕の思い出になった もうひとつの理由
初めて「リクエスト・カード」に書いて
「Shinさんからのリクエスト~」って
嬉しかった~ 本当に嬉しかった
な~んか 自分のために 演奏してくれてる
そんな 錯覚におぼれたことを 覚えています
今でも せっせと 「リクエスト なにかこ~かな~」
「これ 演ったなあ」
「これ まだやん」
あーだこーだ といいながら
これも ケントスの楽しみの ひとつです
今日は これくらいにして
また 明日から 1週間 仕事ですね(今日は25日 21:55)
がんばろー
「Shin」で~した
今日は「風薫る5月」というよりは、初夏のような1日でした。
お仕事お疲れ様。Jerryです。
>前回もコメントの返信 ありがとうございました
こちらこそ、毎度のご丁寧なコメント。
有難う御座います。
>会社で 姫と この件について 話をしましたよ
なんと。会社でもご一緒なんですね。
会社でオールディーズ&ダンスの話。
楽しそうで何よりです。
>若い頃は 当時のメンバー同士で 振り付け考えて 夜中の ショーウィンドーの前で練習し ケントスで披露! みたいな事もしばしば・・
Oh!
スゴイデスネ。Shinサン ヤリマスネ。
>今日の一番 「肉の壁」
踊ってない人たちからすれば……
仰るとおり邪魔なんだろうな…僕達って…。
てな、かんじで考えました。気に入っていただいて何よりです。
>今も ケントス そこそこ 込んでるけど 昔はもっと込んでたような 気がする
そうなんです。
昔は、通路でも踊ってた気がする。
ウェイターの皆さんもきっと、
「邪魔だな~」
って、思ってたかも。
>独身の頃は これがきっかけで・・・ 「ごめんね~ さっきは足踏んで~」といいながら 女性同士の席に おじゃま~(笑)
Shinサン。ヤリマスネ~。
アンタモスキネェ~。
> 「Shinさんからのリクエスト~」って 嬉しかった~ 本当に嬉しかった な~んか 自分のために 演奏してくれてる そんな 錯覚におぼれたことを 覚えています
嬉しいですねぇ。
リクエスト書いて、演奏されたときは、
「よっしゃ!」
って、いつもよりダンスにも気合が入る気がします。
>これも ケントスの楽しみの ひとつです
全くその通りで。
では、次回もお楽しみに。
なんて。
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