03.10.16:43
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10.24.22:57
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 51回目
前回同様、ステージからトイレに直行していたMickyとRichardが席に帰ってきた。僕は心の奥底を隠すように笑顔を作って彼らを出迎えた。このやり場の無い憤怒を、彼らにぶつける事も考えたが、この最後の夜くらいは、安穏と過ごしたいと言う思いのほうが強かったからだ。それにそもそも彼らに何の罪も有りはしない。ただ、僕の心の内を正しく理解していないだけに過ぎないのだ。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、Richardがまた余計な口を挟む。
「ずっと考えてたんだがなぁ…。そもそもそいつらが笑ってたのはアンタだったのか?別に名指しされたわけじゃないんだろ。だったら、別の誰かって言う可能性だってあるんじゃないか?」
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この小説はフィクションです。
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そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、Richardがまた余計な口を挟む。
「ずっと考えてたんだがなぁ…。そもそもそいつらが笑ってたのはアンタだったのか?別に名指しされたわけじゃないんだろ。だったら、別の誰かって言う可能性だってあるんじゃないか?」
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