03.10.17:06
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10.22.22:48
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 49回目
しかし、落ち着き払って導き出した答えとは言え、僕にとって苦渋の選択である事に変わりは無い。何もこの店が嫌いになったから、通わなくなる訳では無いからだ。僕が今もダンスフロアに立っていたなら、頭の片隅にさえ見出せない答えであると言う事に、何の変化も無い。
その思いの分だけ、何故そうなってしまったのかと言う思いは強くなる。頭を掻き毟り、身を捩り、言葉にならない叫び声を上げたい衝動に駆られながら、どうしても受け入れなければならない答えの理由を模索する。でも本当のところ、それはポーズでしかない。理由の本質は、実はもう導き出しているのだ。だから正確に言えば、僕は理由を探してのた打ち回っているのでは無く、答えと同じくらいに受け入れがたい理由の為に、のた打ち回っているのだ。
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この小説はフィクションです。
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その思いの分だけ、何故そうなってしまったのかと言う思いは強くなる。頭を掻き毟り、身を捩り、言葉にならない叫び声を上げたい衝動に駆られながら、どうしても受け入れなければならない答えの理由を模索する。でも本当のところ、それはポーズでしかない。理由の本質は、実はもう導き出しているのだ。だから正確に言えば、僕は理由を探してのた打ち回っているのでは無く、答えと同じくらいに受け入れがたい理由の為に、のた打ち回っているのだ。
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