03.10.17:07
[PR]
08.29.23:07
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 10回目
Richardは呑気にタバコをふかしながら、水割りのグラスを傾けていて、無性に腹が立った。心配ぐらいしたらどうなんだ…と。
僕は彼を無視するように自分の席の前に立つと、グラスに残った水割りを飲み干し、タバコとライター、それに伝票に手を伸ばした。
「腹が痛いならそう言えよ」
口元に笑みをたたえたRichardは、心底可笑しそうにそう言った。まるで僕を悩ませる嘲笑のように。
僕は思わず、「違うよっ!」と叫んでいた。
僕のあまりの剣幕に気圧されたのか、Richardは元々丸い瞳をさらに丸くしていた。
「じゃあ、何なんだ。あの慌てようは…」
彼の丸い瞳が、怪訝に細まる。
「お前には関係ない」
この騒ぎに、さすがに周囲も感づいて、数多くの視線を感じていたが、今の僕の精神状態は制御不能だった。
「おい。待てよ」
Richardの制止の声にも応えずに、僕は足早にその場を後にした。
=============================
次回
前回
この物語はフィクションです。
ネット小説ランキング>現代シリアス部門>「小説Lover Shakers」に投票 (月1回)
僕は彼を無視するように自分の席の前に立つと、グラスに残った水割りを飲み干し、タバコとライター、それに伝票に手を伸ばした。
「腹が痛いならそう言えよ」
口元に笑みをたたえたRichardは、心底可笑しそうにそう言った。まるで僕を悩ませる嘲笑のように。
僕は思わず、「違うよっ!」と叫んでいた。
僕のあまりの剣幕に気圧されたのか、Richardは元々丸い瞳をさらに丸くしていた。
「じゃあ、何なんだ。あの慌てようは…」
彼の丸い瞳が、怪訝に細まる。
「お前には関係ない」
この騒ぎに、さすがに周囲も感づいて、数多くの視線を感じていたが、今の僕の精神状態は制御不能だった。
「おい。待てよ」
Richardの制止の声にも応えずに、僕は足早にその場を後にした。
=============================
次回
前回
この物語はフィクションです。
ネット小説ランキング>現代シリアス部門>「小説Lover Shakers」に投票 (月1回)
PR
こんばんは
「shin」 ですよ
今日は 土曜日
本来なら 梅ケン ですが・・・
詳しくは ブログまで(笑)
毎日 楽しんでよんでます
これくらいの行数のほうが
読みやすいかな と思います
さて 来週の話しですが
我ら 仲間内では Jerryさんの話で
もちきりで~す (いよっ! 人気者)
まだ 一週間ありますので
詳細はゆっくりと・・・ですね
では また
いつもコメント ありがとう です
Re:こんばんは
こんばんは
Jerryです。
>毎日 楽しんでよんでます
有難う御座います。
まさか毎日読んでもらってるとは思わなかったので、感激ひとしおです。
>これくらいの行数のほうが 読みやすいかな と思います
読みやすく、ある意味時間もさほど取らせず…と言った感じでしょうか。
参考になります。ありがとう。
>さて 来週の話しですが 我ら 仲間内では Jerryさんの話で もちきりで~す (いよっ! 人気者)
嬉しいような、ちょっと怖いような(笑)
一応、ほぼ確定の方向で進んでます。
乞うご期待(?)
>いつもコメント ありがとう です
いえいえ。いつも簡単でスミマセン。
では。
Jerryでした。
Jerryです。
>毎日 楽しんでよんでます
有難う御座います。
まさか毎日読んでもらってるとは思わなかったので、感激ひとしおです。
>これくらいの行数のほうが 読みやすいかな と思います
読みやすく、ある意味時間もさほど取らせず…と言った感じでしょうか。
参考になります。ありがとう。
>さて 来週の話しですが 我ら 仲間内では Jerryさんの話で もちきりで~す (いよっ! 人気者)
嬉しいような、ちょっと怖いような(笑)
一応、ほぼ確定の方向で進んでます。
乞うご期待(?)
>いつもコメント ありがとう です
いえいえ。いつも簡単でスミマセン。
では。
Jerryでした。
- トラックバックURLはこちら