03.10.16:34
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10.23.22:53
小説~Lover Shakers~Outside Storys Vol.2 50回目
そしてその理由を僕が受け入れた頃、苦しみは憎しみに転嫁されていた。僕の心を内側に押さえ付けようとしていた力は、その反発とも言える力との相乗効果でその勢いを増したものの、そのやり場を苦慮して、未だ僕の中で暴れ狂っている。
僕がダイアナに通えなくなる理由の本質。全ての原罪。
それは僕を一人残し去っていった三人にある。
彼らが僕から離れてゆかなければ、あんな若造の誹謗中傷や哄笑など、一笑の元に伏す事ができただろう。
彼らが僕から離れてゆかなければ、僕は今でも笑顔でダンスフロアに立っていただろう。
彼らが僕から離れてゆかなければ、Lover Shakersの二人とも違った出会いがあっただろう。
僕は体から溢れ出しそうな勢いで燃え盛る憎悪の猛火に油を注ぐように、ウィスキーを煽った。
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この小説はフィクションです。
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僕がダイアナに通えなくなる理由の本質。全ての原罪。
それは僕を一人残し去っていった三人にある。
彼らが僕から離れてゆかなければ、あんな若造の誹謗中傷や哄笑など、一笑の元に伏す事ができただろう。
彼らが僕から離れてゆかなければ、僕は今でも笑顔でダンスフロアに立っていただろう。
彼らが僕から離れてゆかなければ、Lover Shakersの二人とも違った出会いがあっただろう。
僕は体から溢れ出しそうな勢いで燃え盛る憎悪の猛火に油を注ぐように、ウィスキーを煽った。
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